創造神たる父親から生まれた女神

神秘的な誕生をした美の女神 アフロディーテー

神話上に登場する女神達は決まって美女と称されることが多いのは、それは神という存在が完全だからこそ美について何ら疑問を持つことなく生きているということを意味していると、そのように取ることも出来る。ただそれでもやはり美しさという点で優劣が出てくるというのだから、面白い分析しているといえるだろう。その中でどの女神が一番なのかと話すことも出来るのだが、果たして最も美しい女神といえるのは誰なのか。筆者的には先に話したヘラもその一人に含まれていると見ているが、彼女以外にもっと美しい女神と称するものはいると見ている。有名な絵画も存在しており、ローマ神話上に登場するウェヌスに対応すると言われているギリシア神話の女神『アフロディーテー』は、中々の存在感があるといえると思う。

彼女の事は『ヴィーナス』、金星を守護に持つ愛の女神などと言われている。間違ってもセーラー服を着ている美少女戦士と今回は無関係なので、一応記述しておく。そんなアフロディーテーだが、彼女がどのように誕生したのかは、かの有名なウフィツィ美術館に展示されている『ヴィーナスの誕生』として描かれている世界観によると、泡が発生して中から誕生した女神と言われている。ではこの泡とはなんだったのかというと、実際にそれを知るとなんだかとてもやるせない気分になるのは気のせいでは無いだろう。余談だが、ヴィーナスとはローマ神話における『ウェヌス』の英語読みとなっており、この女神はギリシア神話のアフロディーテーと同等と見なされている。

それもそうだ、何せ彼女が誕生したきっかけを作り出したのはまだゼウスが誕生する前のことだ。まだ多くの神々が誕生する前、大地と天、ガイアとウラノスという2つの大いなる神たちが存在しているときだ。その時期ガイアとウラノスは共に子作りに励んでいたが、ある時ウラノスはこれ以上の子供はいらないとある一定数になったら子供をガイアのお腹へと押し込むというありえない事件を起こしてしまう。ガイアはガイアでそんなことをする夫に腹を立てて末っ子のクロノスに父親を何とかしろと命令するのだった。その命令に答えるようにクロノスはウラノスに喧嘩を売り、その際に父親の生殖器を切断してしまうのだった。そしてその切断された男として大事な部分が海へと落ちていくと、その箇所から突如として現れたのが泡であり、そこからアフロディーテーという美の女神が誕生するのだった。そう、アフロディーテーとは父ウラノスの生殖器から発生した泡から誕生した女神で、そして彼女はゼウスと姉弟の関係にある存在でもあった。

そんな美しさを象徴する女神であるアフロディーテーもまた、ゼウスと関わることによってヘラから受ける嫉妬の対象へと昇華してしまうのだった。

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血縁だろうと関係なく、手を出そうとするゼウス

誕生したアフロディーテーはその類稀な容姿からあらゆる神々から絶え間ない寵愛を受けることになる。ただ彼女はそうした威光には大抵従わず、非常に奔放な性格をしていた。ゼウスとは兄妹という間柄にあるだけなのか、彼女もまた性に関してはあけっぴろげな部分があった。それもそう、アフロディーテーの象徴は愛もあるが、同時に性を司る女神として、浮気をするのは日常茶飯事というとんでもない美女として描かれている。このため、彼女の性格もあいまって多くの神から愛という籠を受けることがあっても、それらが長く永続したものにならなかったのも、有名な話だった。さすがはゼウスの関係者、と思うところだがここからが凄いところ。というのも、アフロディーテーはその類稀な美しさも相まって何を血迷ったのか、ゼウスもまた彼女を自身と逢瀬しようと行動したのだ。只でさえ彼女を養子として迎え入れたはずなのにと、あまつさえ肉親に手を出そうとするのだからゼウスはある意味凄いのかもしれない。そんなゼウスの行動を知った嫉妬大明神、ヘラ様は当然アフロディーテーに対してもその牙を向けるが、それは少し異なり、彼女には自身の息子を夫して宛がう処置をするのだった。身を固めることになったわけだが、アフロディーテーはそれで収まることは知らなかった。

さすがは血縁、奔放すぎるアフロディーテー

身を固めた男女が生涯を共にすると決めた伴侶以外の人間と一夜を共にするなど、世も末だなぁなどと考えていた人もいるだろうが、かの有名人の言葉をマスコミが勝手に捻じ曲げて作り上げた『不倫は文化』を肯定するわけではないが、神話上でそんなこと当然のように行われていた。金星を意味するとともに『愛と美を象徴する女神』として表現されることもあるアフロディーテー、残念ながら象徴とはかけ離れた神として描かれているのを見ると、なんだかどうしようもない落胆を感じてしまう。どうしてかというと、主神たる浮気男ゼウスが次のターゲットをアフロディーテーに絞ろうとしているの察したヘラは、そんなことはさせないとして自分達の息子である『ヘパイトス』と結婚させた。

ようやくこれでアフロディーテーも落ち着くかと思いきや、そこはゼウスの身内とあって簡単に浮気に走る。結婚した後に浮気相手として逢瀬を結んでいたのは、戦争を象徴する男神『アレス』だ。その後も色々と遊びまわることになるアフロディーテーなのだが、彼女の伝説において中々興味深いのは神だけではなく、人間に対してもその愛情の矛先を向けることがあったという点について少し興味深い。愛と美を司る女神とあって慈悲深いものだと考えられていたのかもしれない、そんな彼女の庇護におかれていたのがかの有名なアッシリア王の皇女が生んだ『アドニス』や、かのユリウス家の祖であるイーロス、その祖父に当たる『アンキセス』などとも契りを結んでいたという。浮気の名匠ゼウスも度々人間の女性に恋焦がれていたこともあるが、実はそんな自身の奔放さをアフロディーテーにもさせてみようと画策していたという裏側があったからこそ、アフロディーテーは人間とも恋に落ちていたという。思うところはあるが、彼女が本当に愛と美を象徴する女神と考えていいものなのだろうかと疑問に思えて仕方がないと、感じてしまう瞬間だ。

女神についてもっとくわしく
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結婚相手のヘパイトスについて

余談だが、奔放すぎる女神と結婚したヘパイトスという男神について少し話をしておこう。彼はヘラの息子となっているが、ゼウスの度重なる浮気に激怒したヘラが自分ひとりで産んだ子供と言われている。つまりアレだろうか、何を何する事無く子供を作り出したということになる、さすがは神様、自然の摂理に反して受精に成功しているのだから何でもありだ。ただその副産物のせいか、ヘパイトスは容姿が非常に地味で神からすれば醜いものとして実母であるヘラから忌み嫌われていた。幼少時はそのせいで母に捨てられてしまい、その際に足を痛めてしまって不自由な体になってしまった。たまたま通りかかった海の女神『テティス』と『エウリュノメー』に拾われて無事に育ち、何とか展開に戻ることが出来たものの、神として神格を受けるまでに相当の時間を要することになる。

それから暫くした後にアフロディーテーと結婚することになったわけだが、元々の出身もあって非常に地味だが真面目な性格をしていたヘパイトスは仕事優先男であり、ほとんど家にいなかった。毎日し劇的な生活を求めているアフロディーテーはそんな生活に我慢できるはずも無く、夫を嫌うようになりアレスと浮気をすることになる。ただこの浮気をしている現場を押さえるために、ヘパイトスは妻に片思いをしていたヘルメスを利用して現場に殴りこみ、二人が合体した状態で他の神々にさらし者にするという、恥をかかせることに成功した。ヘパイトスはその後ゼウスに二人の裁きを求めたが、自分が自分であるためにそれは出来ず、結局お咎め無しとなってしまう。その後当然2人は離婚することになったのだが、その後のヘパイトスがまさかの女神に手を出そうとした。その身の純潔を守りぬいた美と戦いの女神である『アテナ』に何を血迷ったのか襲いかかるが、結局受け入れてもらえなかったにも関わらず色々な過程で子供が出来てしまうといった軌跡過ぎる展開が巻き起こった。ヘパイトスは振られたものの、生まれた子供はアテナが育てるというまさかの展開だった。神話上において純潔を守り、生涯独り身だったアテナが授かった子供というのがこのヘパイトスとの子供である。

目指すは美魔女